LINER NOTES DISK 07 by MIRROR@LOUNGER

M-KID氏によるアルバム全曲レビューの7thアルバム分。


Disk07

[DISK: 07]break the rules


[01]tujikiyo house

7枚目のアルバムの幕開けは「ツジキヨハウス」!メディアへの露出も始まりムネオハウスビギナーが増えはじめた今、名刺代わりにちょうど(・∀・)イイ!! 時事速効性こそ、このムヴメンの醍醐味なのだ。


[02]what

作者不明

「何だ!?」この問いは何処に向けられたものだろうか。いったい何が問題なんだ??お祭り気分のダンスビートに身を委ねながらも問題意識は捨てない、この心意気。素敵です。


[03]lifework

M-KID

久しぶりに僕が作りました。全体のレベルが上がってきてしまったので、アホ臭いトラックで場を和ませるべく。


[04]ブレイクムネオ

hksound

暴走を始めるメディアと2ちゃんねる。そんな現在の構図を見事にとらえた。「ブレイクビーツ」と、この「ムネオハウス」は暗喩の関係にあるような、んがんがんがんが、である。


[05]Heel Heal

G3

悪役、癒し。見事なテーマである。ムネオハウスの髄、核心をさらりと描き切ってしまった!ムネオハウスのどうしようもない魅力は「癒し」にあったのかもしれない。


[06]taiatari

MZ.KNBOK

ムネオハウスは確実にもうひとつの方向性を手に入れた。いよいよ波に乗るツジキヨハウス!この底抜けに明るいサウンドムネオハウスの明るい展望を見る。まさに体当たり!!


[07]status

Shikaraba

短いスパンで次々に新曲を放つShikaraba氏。彼は今やムネオハウスの歴史でもある。ループでムネオをデフォルメする本来のスタンスは教科書的ですらある。 一切の妥協はない。


[08]SORRY

13スレ594「7th は、今までに無くフロア志向だねぇ。」と言わしめたるは、紛れもなくこのチューンであろう。「sorry!」皮肉たっぷりである。裏に秘められたメッセージとそれを吹っ飛ばす程のパワフルなトラック。実はストイックで深い。


[09]Brand New Broken Radio

the NeoPlanet!

FM音源丸出しのサウンドは古くさいゲームを思わせる。この「古くさいゲーム」は見事に現状を射抜いてはいないだろうか?ミニマルとムネオハウスの相性はここにも現れている。


[10]strings of kiyomi(live@0329)

neco-punch

音楽としての楽しみ、高揚感はムネオハウスの大きな要素の一つである。オーディエンスの声はそこから生まれるのだ。イベントの実現と、それを願う祈りのようなトラックである。


[11]maikukureyo

政界のプリンス

マイクがなければ発言できないのである。批判、中傷、弁明のくり返される中、マイクの有無は死活問題なのだ。DJ達が必死にマイクを欲しがる姿を滑稽に描いた作品。短いながら佳である


[12]i wanna be a muneo

作者不明

 

LINER NOTES DISK 07 (404) / [mixi] 楽曲解説アーカイブ コメント[7] (要ログイン)

備考

元ページのデータが全く無い状態からの復元のため、解説文のテキストのハイライト、作者名の表記、「【作者様解説】」の欠落等、2002年当時に実際に公開されていたものとは異なっている可能性があります。