- MIRROR@LOUNGER (404)
M-KID氏によるアルバム全曲レビューの3rdアルバム分。
[DISK: 03]μ's tears
[01]Munoe_Anthem
非常にアイロニーを感じるトラックである。作家の明らかな政治意識があらわれている。こういった曲が増えてくる可能性は大いにある。ムネオハウスの一つの可能性を提示した。
[02]NonStop Mix
ムネオのダイジェストとも言えるごちゃ混ぜトラック。踊れや踊れ。
[03]Tears -Ritou mix-
様々な多様性をみせるムネオハウスの実験が続く中、非常にシンプルに心に響く曲が大人気を誇った。ルーツに一度帰る事でまたムネオハウスの楽しさ、心地よさを多くの人々が肌でじる事なったのである。
[04]marunage-tracks
心地よいサウンドメイクに、心に残るムネオヴォイス。作者の意図は押し付けず、投げっぱなし!原点回帰は続く…。ムネオハウスムーブメントとは何かというのを理解するために良い曲かもしれない。作者不明で、さらに投げっぱなし。
[05]Passport
ムルアカ氏の独壇場その2。どんな人物でもムネオハウスのネタになるわけではない。たまたま、ムネオ氏の近くにこのとんでもないキャラクターが居たのだ。やらせではない。
[06]tujikiyo memory
ハードなサウンドが、熱い闘いをうまく表現している。ムネオ VS ツジキヨの構図は今後も多くの曲を生み出すに違いない。それほど魅力的なモチーフなのだ。
[07]Performuneo
声紋の分析までされ、全てパフォーマンスではないのか?という指摘までされるムネオ氏。Performuneoとタイトルをつけられた曲で彼の発言を聴く事で非常に心苦しい。悲哀を含むメロディーは決して批判的な立場のそれではない。しかし同情をしたらそれこそ思うツボなのであろう。。うまい。
[08]mg
まったく懐疑的視点でムネオ氏を描く。ムネオヴォイスを聴く人間の感情の根底にながれる『ほんとかよ』がこの曲ではないだろうか。Team-J脱退では終わらないムネオハウス。その望はmgある。
[09]A Private Secretary
非常に断片的なコラージュ。おそらく音のおもしろさを追求したものであろう。新たな分野の先駆けとなるか!?
LINER NOTES DISK 03 (404) / [mixi] 楽曲解説アーカイブ コメント[3](要ログイン)
[10]Say Yes!
SAY YESの音ネタに負けてしまった感は否めないが、はっきりしないムネオ氏へのアンチテーゼはたっぷりと含まれている。楽曲の完成度は高い。
備考
元ページのデータが全く無い状態からの復元のため、解説文のテキストのハイライト、作者名の表記、「【作者様解説】」の欠落等、2002年当時に実際に公開されていたものとは異なっている可能性があります。