政府 領空侵犯は「極めて遺憾」

小野寺五典防衛相は8日午前の記者会見で、ロシア空軍機による北海道・利尻島沖の領空侵犯について「わが国が有している排他的主権を侵すもので、極めて遺憾だ。今後とも領空侵犯機に対して、国際法で認められている範囲で厳正に対処していきたい」と述べた。
防衛相はまた、沖縄県の米軍普天間飛行場を離陸した新型輸送機オスプレイから飲料水ボトルが落下したことに関して「重大な事故につながりかねず、誠に遺憾だ」と強調。落下があった5日に米側に再発防止を要請したことを明らかにした。(2013/02/08-10:27)

片岡晴彦航空幕僚長は8日の記者会見で、7日にロシア空軍の戦闘機2機が北海道・利尻島南西沖の領空を侵犯したことについて「極めて遺憾であると考えており、外交ルートを通じて抗議と事実確認を行っている。航空自衛隊として引き続き必要な態勢を維持したい」と述べた。(2013/02/08-16:01)

領空侵犯を受け、三沢からF2戦闘機4機がスクランブル発進したそうです。