イワノフ大統領府長官 国後・択捉島の空港建設に満足感を示す

ロシアのイワノフ大統領府長官は9日までに、北方領土の国後、択捉両島で進む空港建設に関連し「現在、精力的に建設が行われている。ロシアの遠隔地域の交通アクセスの問題が最終的に解決されるのを望んでいる」と述べ、北方領土で進捗する交通インフラ整備に満足感を示した。
8日にモスクワで行われた民間航空産業90周年の式典での発言としてタス通信などが報じた。
イワノフ長官は「過去60年間は(北方領土などに)近代的な空港を建設するための行動が何もとられてこなかったと認めなければならない」とも語り、遠隔地の交通網整備にさらに尽力する姿勢を示した。
国後、択捉両島には既に空港はあるが、滑走路延長や新ターミナル建設などの工事が現在行われている。(共同)<<