自民党山崎派 石原伸晃が継承し石原派に / 社民党本部ビル 取り壊し決定 他

自民党山崎派(会長・山崎拓元副総裁)は20日の派閥会合で、先の衆院選に出馬しなかった山崎氏が会長職を退き、新会長に石原伸晃前幹事長が就任することを了承した。山崎氏はあいさつで「オーナーとして運営してきた派閥を解散するのは寂しい。石原氏に任せたい」と述べた。

社民党は20日の常任幹事会で、旧社会党時代の1964年から使用してきた党本部ビル「社会文化会館」(東京・永田町)の取り壊しと党本部の移転を決めた。
土井たか子委員長時代の「おたかさんブーム」の頃は約200人の国会議員でにぎわった舞台だ。ビルがあった「三宅坂」という地名は、旧社会党の代名詞でもあった。
ビルは地上7階地下1階で広さ約6600平方メートル。老朽化し、東日本大震災後に耐震性が問題となった。来年4月以降に取り壊し、敷地の国有地は国に返還する。
新しい党本部は、首相官邸裏のオフィスビル内の2階分で、広さは約660平方メートル。1月26、27両日に移転する。
常任幹事会では、又市征治副党首が幹事長代行を兼務し、吉田忠智参院議員を政審会長代理に充てる人事を決めた。
(2012年12月20日19時54分 読売新聞)

思い出の地。

【モスクワ=遠藤良介】ロシアのプーチン大統領は20日、5月の大統領復帰後初めて、国内外の報道陣を集めた大規模な記者会見を行った。この中でプーチン氏は日本との北方領土問題に触れ、次期政権との「建設的な対話を期待している」などと語った。また、米国で人権侵害に関与した露政府当局者の入国を拒否する新法が成立したことに強く反発し、民主化の問題などで欧米諸国に対抗していく姿勢を鮮明にした。
プーチン氏は、衆院選で圧勝した自民党安倍晋三総裁が日露平和条約締結に意欲を示していることについて、「たいへん重要なシグナルで高く評価する」と指摘した。ただ、極東地域の長期的発展プログラムでは、「クリール諸島(千島列島と北方四島)にも必要な注意を払う」と述べ、現地のインフラ整備を引き続き進める考えも示した。
(中略)
プーチン氏をめぐっては今秋、柔道で背中を痛め、外遊を相次いで延期したことから健康不安説が浮上。長時間の会見を行い、「強い指導者」像を誇示する狙いもあったとみられる。<<