川端北方相 洋上から北方領土視察 / ロシア 地熱で国後島の全電力を供給する方針

北海道訪問中の川端達夫沖縄・北方担当相は3日、就任後初めて、海上保安庁の巡視船で洋上などから北方領土を視察した。この後、川端氏は根室市内で記者会見し、北方四島へのビザなし交流に関し、「私としても機会があれば行きたい」と述べ、ビザなし交流に参加しての北方領土訪問に意欲を示した。

【モスクワ共同】ロシア紙イズベスチヤは3日までに、ロシア政府が北方領土国後島地熱発電所のタービンを増設するとともに既存タービンも更新し、島全体の電力を地熱で賄う方針だと伝えた。実現すれば、日本側が供与したディーゼル発電施設が不要になる可能性もある。
同紙は、日本政府が北方領土へのロシア要人訪問などに反発していると指摘する一方、住民の電力確保を目的にした事業であることから、日本との「対立が深まることはないだろう」とする専門家の見方を伝えた。

偽計業務妨害で外務官僚と三井物産社員の4人が有罪になったあのディーゼル発電施設の事ですね。