ロシア大統領 北方領土訪問から1年

モスクワ=遠藤良介】ロシアのメドベージェフ大統領が旧ソ連・ロシアの国家元首として初めて北方領土国後島に乗り込んでから11月1日で丸1年。この「暴挙」で極度に険悪化した日露関係は東日本大震災後にやや修復されたとはいえ、北方領土の実効支配を強めるロシアの姿勢は全く変わっていない。メドベージェフ氏に比べれば「知日派」とされるプーチン首相(前大統領)が来春、大統領に返り咲くことが確実視されているものの、領土交渉の行き詰まり打開は決して容易ではない。
ロシアは次期政権で軍事力の増強を重視し、欧米との対立も辞さないプーチン氏流の「大国路線」をとるとみられている。2020年までに20兆ルーブル(約53兆円)の国防費を支出して軍備刷新を行う方針がすでに示されており、北方領土についても今年春に策定された軍備増強計画に沿って兵器の更新が始まった。

ここ一年の動向のまとめ記事。暴挙と言い切るところがいかにも産経。

ほとんど釣りタイトル。中身は櫻井よし子氏が書いた中国抑止のための日露関係の重要性を説いたSAPIOの記事。