国後島沖邦人騒動 男性の身元判明

北方領土国後島沖合をゴムボートで航行したとして、ロシア・サハリン州の国境警備局に逮捕された邦人男性について、琉球大(沖縄県西原町)は24日、同大医学部学生の栗山圭輔さん(37)と確認したと発表した。外務省からの照会があったという。
同省によると、栗山さんは21日夜、国後島北部の沖合をゴムボートで航行。ロシア国境警備局に逮捕され、古釜布(ユジノクリリスク)に移送された。
新里里春琉球大理事の話 身の安全の確保と早期釈放を望む。多くの方々に多大な心配とご迷惑をお掛けしたことをおわび申し上げる。

一部ゴシップ誌は趣味のサバイバルゲームの最中に流されたと報じております。

北方領土国後島沖でゴムボートに乗り、ロシア国境警備隊に身柄拘束された日本人男性が近く解放される見通しであることが23日、日本の捜査関係者への取材でわかった。
捜査当局によると、男性はモデルガンやサバイバルナイフ、全地球測位システム(GPS)を所持していた。趣味のサバイバルゲーム中にボートが流され、同島に近づいてしまった可能性があるという。特別な政治的背景はなく、国境警備隊はこれ以上の捜査は必要ないと判断したとみられる。
日本の海上保安庁関係者によると、男性は兵庫県在住の栗山圭輔さん(37)とみられている。<<