鈴木宗男 「ムネオハウス」訪問 / 択捉島住民は受け入れ拒否の姿勢から一転、受け入れへ

 北方四島の国後、択捉両島へのビザなし交流訪問団(山口洋子団長)は7日、最初の訪問地の国後島を訪問した。団員として参加した新党大地鈴木宗男代表は、日本の人道支援で建てられた緊急避難所兼宿泊施設「友好の家」(通称ムネオハウス)やディーゼル発電施設を約9年ぶりに訪れた。

友好の家の前でにこやかに写真に写る鈴木宗男の画像有り。以前には「潰してしまえ!」とまで言っていたのに。

北方四島在住のロシア人と日本人の元島民らが相互に行き来するビザなし交流で、6日夕に北海道・根室港を出発した日本側訪問団の受け入れについて択捉島の住民が拒否を表明していることが7日、分かった。訪問団が同島を訪問できなくなる可能性もある。
日本で北方領土を「わが国固有の領土」と明記した改正北方領土問題解決促進特別措置法が成立したことへの抗議という。
北方四島を管轄するサハリン州政府当局者が明らかにした。受け入れ拒否は「北方領土特措法が廃止されるまで」としている。

北方四島のロシア人住民と日本人の元島民らが相互に行き来するビザなし交流で、択捉島の住民が日本側訪問団の受け入れ拒否を表明した問題で、四島を管轄するサハリン州のロシア外務省代表部のノソフ代表は7日、「8〜9日の日本訪問団の受け入れは予定通りに行われる」と述べた。
サハリン州政府当局者などによると、択捉島のビザなし交流実施機関は6日、日本が北方領土について「わが国固有の領土」と明記した改正北方領土問題解決促進特別措置法を成立させたことへの抗議として、日本側訪問団の受け入れ拒否を決定した。
しかしノソフ代表は「今年のビザなし交流の日程はロシア外務省も既に承認済み。日本側とも合意している」として予定通りの実施を確約。択捉島も7日、受け入れで合意したという。<<