鈴木宗男氏 米英によるロシア劣勢情報「本当に正しいのか」

ロシア通で知られる日本維新の会鈴木宗男参院議員(74)が16日、自身のブログを更新した。


ロシアによるウクライナ侵攻が始めってから、8カ月が経過しようとしているが、いまだ終結の兆しは見えない。鈴木氏は、ロシアのプーチン大統領が14日に行った会見で「国防省は、部分的な動員を開始した当初、30万人ではなく、もっと少ない人数を想定していた」「部分的動員に関する追加的な計画はなく、国防省から新たな提案も受けていない」などと発言したことを紹介した。


その上で、「ロシアが劣勢とか追い詰められているという情報が、アメリカ、イギリスの情報筋から流れ、日本のメディアはそのまま流しているが、その情報は本当に正しいのかとふと考える」とつづり、「後2カ月もすれば、どこの情報が正しかったか、テレビに出ている軍事評論家、専門家と称する人たちの発言が正確であったかどうか、はっきりすることだろう」と続けた。


さらに「ウクライナ国防省は『ロシアが持つミサイルの3分の2を使用し、ロシアはミサイル不足』と指摘している」とし、「ならばウクライナアメリカからのミサイル供与を止めて停戦すべきではないか。自前で戦えないなら即刻止めるべきである」と主張。「兎にも角にも一日も早い停戦を願ってやまない。責任ある地位のある世界の指導者が停戦に向け動くことを期待してやまない」と願いを込めた。