鈴木宗男氏 日本維新の会国会議員団副代表に就任 他

日本維新の会馬場伸幸新代表のもと、新たな国会議員団の役員人事を発表しました。


日本維新の会は9月7日、役員会と両院議員総会を行い、馬場新代表のもと、新たな国会議員団の役員人事を発表しました。


副代表には鈴木宗男氏、国会議員団の政調会長には足立氏に代わり、党の政調会長も務める音喜多駿氏が起用されました。


7日、新たな役員人事の発表について、馬場伸幸代表は次のように話しました。


(維新・馬場伸幸代表)
「人事は適材適所です。代表選挙の結果は一切関係ありません。前の足立さんも頑張ってくれていたと思いますが、国会議員団と党の政調会長を合わせた方がいいというご意見が多数ありましたので、音喜多政調会長に議員団の方の政調会長兼ねてもらおうと」


このほか新たに


▼代表補佐に中司宏氏・柴田巧氏
▼代表付に遠藤良太氏・沢田良氏・阿部司
▼幹事長代理に三木圭恵
▼学生局長に沢田良氏
▼代議士会長に市村浩一郎
▼党選対本部長代行に井上英孝氏が起用されています。

日本維新の会鈴木宗男参院議員(74)が7日、自身のブログを更新した。


ロシア政府は5日、ウクライナ侵攻後に対ロ制裁を科した日本への対抗措置として、92年に開始した北方領土のロシア人と日本の元島民らの相互訪問が可能な枠組み「ビザなし交流」、99年開始の「自由訪問」に関する合意の破棄を発表。ロシア通で知られる鈴木氏は、自身が外務政務次官内閣官房副長官時代に「ビザなし交流」と「自由訪問」に関わったことを振り返り、「今の日露関係は冬の時代である」とした。


6日には松野博一官房長官がこの件に関して「極めて不当であり、断じて受け入れられない」としてロシア側に抗議したことを明かしている。



ロシアによるウクライナ侵攻が始めってから半年以上が経過。鈴木氏は「ウクライナ問題で日本は欧米の言いなりになり、経済制裁、人的制裁をした。ロシアに対し先に喧嘩を売ったのは日本で、そのことに対するロシアの対抗措置であり日本側が『極めて不当』というのは一方的な頭作りであり日露関係の改善にはならない。先を見据えた賢い外交をしてほしいものだ」とつづった。

ロシア外務省は、北方領土の元島民らによるいわゆる「ビザなし交流」などに関する日本との合意を破棄したことを日本側に通知したと発表しました。一方、日本と北方四島の交流事業のうち、元島民らが先祖の墓を訪れる「北方墓参」については「影響しない」としています。


ロシア政府は5日、北方領土の元島民らによる「ビザなし交流」や、元島民らが故郷の集落などを訪問する「自由訪問」に関して、これまで日本との間で結ばれた合意を一方的に破棄したと発表しました。


そしてロシア外務省は7日、この決定を日本政府に通知したとする声明を発表しました。


一方で、ロシア外務省は声明で、日本と北方四島の交流事業のうち、元島民らが島に残された先祖の墓を訪れる「北方墓参」については、「実施に影響しない」としています。


「北方墓参」は、1964年に日本とソビエトが合意し、いったん中断したものの1986年に再開された交流事業の枠組みで、1991年に合意された「ビザなし交流」や1999年に加わった「自由訪問」と合わせて、元島民らと北方領土に住むロシア人の交流を促進してきました。


ロシア政府が「ビザなし交流」と「自由訪問」の合意を一方的に破棄したと発表したことについて、6日、岸田総理大臣は記者団に対し「極めて不当で断じて受け入れられない。ロシアに対し、こうした考え方を伝達したうえで、改めて強く抗議した」と述べています。