対ロシア制裁「短絡的」 政府対応を疑問視―維新・鈴木氏

日本維新の会鈴木宗男参院議員は10日、衆院議員会館で講演し、ウクライナ侵攻を続けるロシアへの日本の制裁について「果たしてこれが国益にかなうかどうか。ちょっと短絡的ではなかったか」と疑問を呈した。


鈴木氏は、2014年にロシアがクリミア半島を併合した際の安倍政権の制裁に触れ、北方領土交渉などに配慮していたとして「ロシアを過度に刺激する制裁ではなかった」と評価。その上で、現在の政府対応を「一方的に竹を割ったような判断で動いている」と断じた。