山崎拓 民主・岡田代表に「党名変えた方が良い」とアドバイス / 自民道連 大地との協力 党本部に一任

民主党岡田克也代表は3日夜のBS11の番組で、自民党山崎拓元副総裁と共演した。山崎氏は「民主党という党名に対するアレルギーが(国民には)非常に強い。政党名をお変えになったほうがいい」と提案したのに対し、岡田氏は「私は民主党であることに誇りを持っている。党名などを軽んじて支持者が納得するのかということもある」と述べ、消極的な姿勢をにじませた。

自民党北海道連は4日、党本部で会合を開き、次期衆院選も含め、地域政党新党大地」(鈴木宗男代表)との選挙協力を進める方針を確認した。
大地は、町村信孝衆院議長の死去に伴う衆院北海道5区補選(4月24日投開票)で自民党公認候補の推薦を決定、夏の参院選北海道選挙区でも自民候補を推薦する方向だ。自民党は次期衆院選で、宗男氏の長女で民主党所属の鈴木貴子衆院議員(比例北海道)の引き抜きを検討している。
大地との協力について、菅義偉官房長官は4日の記者会見で「党との間でお互いの政策を評価し、協力を進めていくことができれば、大いに歓迎したい」と述べた。 (2016/02/04-16:44)

自民党北海道連は4日、党本部で役員会を開き、衆院北海道5区補欠選挙(4月24日投開票)と夏の参院選での勝利を目指し、挙党態勢で臨むことを確認した。5区補選で自民党公認候補を推薦した政治団体新党大地鈴木宗男代表)と国政選挙で連携するかについては、党幹部に一任することを決めた。
役員会では、大地が先月31日、5区補選で自民党候補を推薦したことが報告された。大地は道内に30万人超の支持者がいるとされ、茂木敏充選対委員長は役員会後、記者団に「大地は一定の力がある」と指摘。参院選でも協力を求めたことを明らかにした。
一方、大地をめぐっては、鈴木氏の長女で民主党衆院議員の貴子氏(比例代表北海道ブロック)を自民党が次期衆院選で公認し、鈴木氏も復党するというシナリオが噂されている。役員会では、「大地との連携は、丁寧に順序を踏んで進めてほしい」などと慎重な対応を求める意見も出た。
茂木氏は役員会後、記者団に「貴子氏について何ら確定していることはない」と強調し、火消しに努めた。出席者の一人は「貴子氏がどこまで支援してくれるのか、補選と参院選で見極める」と話した。<<