露トルトネフ副首相 択捉島訪問 / 鳩山由紀夫 韓国で講演「相手がよいと言うまで謝罪を」

【モスクワ時事】ロシアのトルトネフ副首相兼極東連邦管区大統領全権代表が13日、北方領土択捉島を訪問した。日本の外務省が明らかにした。択捉島で開幕したロシア政府など主催の愛国集会「全ロシア青年教育フォーラム」に参加するとみられる。
メドベージェフ首相も択捉島訪問を計画しており、現地メディアは「来週末」の可能性があると伝えた。12〜24日の日程のフォーラム後半に合わせ、首相自らが参加することになりそうだ。プーチン大統領の訪日を控える日ロ関係への悪影響は必至だ。
副首相の択捉島訪問を受け、日本の外務省は、在京ロシア大使館に「わが国の立場と相いれず遺憾だ」と電話で抗議。これに対し、ロシア側は「本国に伝える」と回答した。
択捉島には13日、フォーラム前半に参加する学生や愛国青年活動家ら100人が到着した。主催者によると、参加者は「ロシアの将来像や極東発展の可能性を知りたい」「素晴らしい目的があるので長旅も平気だ」と話した。 (2015/08/13-22:10)

【ソウル時事】訪韓中の鳩山由紀夫元首相は13日、ソウルで開かれたシンポジウムで講演し、安倍晋三首相が14日に公表する戦後70年談話で、「おわび」の表現を盛り込むべきだと述べた。鳩山氏は、村山富市首相談話で植民地支配に対する「反省とおわび」が明記されたことに触れ、「このような表現は、傷ついた国々の国民が『やめてもよい』と言う時期が来るまで、続けなければならない」と語った。 (2015/08/13-12:12)<<