択捉島でロシアのはえ縄漁に従事する日本人 他

北方領土で日本人労働者を発見――――。
日本人の入域が厳しく制限されている北方領土択捉島の内岡(なよか)で7月4日、日本人が無許可で上陸しているのを「ビザなし交流団員」として同島を訪れていた日経ビジネスの記者が目撃した。
この60代男性は本誌の直撃取材に「何度も北方領土に上陸している。(入域するな)という外務省からの通達が来ているが無視している」と答えた。男性はロシアの水産会社に雇われ、北方領土水域で、はえ縄漁に関わっていると見られる。
外務省は日本人がパスポートを所持し、ロシアビザを取得して北方四島に入域することを禁じている。これはロシアの管轄権を認めることになるからだ。
だが、これまで「日本人が無許可で上陸している」との未確認情報は存在していた。しかし、現地には日本人は誰ひとりとして住んでおらず、上陸行為を確認することはできなかった。近年、現地で日本人に接触するのは、日経ビジネスが初めて。ここではそのやりとりの一部始終を公開する。
(後略)

【モスクワ時事】谷内正太郎国家安全保障局長は7日、ロシアのパトルシェフ安全保障会議書記とモスクワで約3時間45分会談した。パトルシェフ氏はプーチン大統領の最側近。安倍晋三首相が意欲を示す年内の大統領訪日に向けた調整を行ったほか、北方領土問題も協議した。
両者はテロや国際経済のほか、アジア太平洋地域の安全保障について意見交換した。谷内局長は中国の海洋進出などを念頭に「法の支配」の重要性を強調。ウクライナ情勢も取り上げ、停戦合意を履行するようロシアに促したとみられる。谷内局長の訪ロは昨年5月以来、3回目。 
安倍首相は今年9月以降の国際会議に合わせた日ロ首脳会談も調整。大統領訪日の前提として岸田文雄外相の訪ロが当面の課題となっており、3日にはモスクワで両国の外務省局長が協議した。(2015/07/07-23:14)