貝殻島の灯台 消える

根室海上保安部は21日、北海道根室市納沙布岬沖約3・6キロにあり、ロシアが実効支配する北方領土歯舞群島貝殻島灯台が消灯しているのを確認したと発表した。灯台は点灯が16日、約2年ぶりに確認されたばかりで、点灯していないのが確認されたのは戦後46回目。
根室海保によると、1937年に日本が設置した灯台は、コンクリート製で高さ約19メートル。戦後に点灯と消灯を繰り返してきたが、ロシアの管理下にあるため原因など詳細は不明という。根室海保は、付近を航行する船に注意を呼び掛けている。<<