辻元清美 橋下慰安婦発言を批判

[シネマトゥデイ映画ニュース] 民主党辻元清美衆議院議員が14日、映画『戦争と一人の女』のトークイベントに出席し、大阪の橋下徹市長の「慰安婦制度は必要だった」発言について痛烈に批判した。
辻元は登壇すると、真っ先に橋下発言について取り上げ、「国会は大騒ぎです。私自身、橋下さんの発言には気が滅入った。慰安婦を認める認めない以前に、戦争を認めてはいけない。橋下さんに最大の反戦映画であるこの映画を観に来いと言いたい」とコメント。強い口調で今回の橋下発言を批判した。
「安倍政権になって、もう右傾化なんてもんじゃない。ナショナリズムを鎮めるのが政治の役割なのに彼らは過去の戦争を賛美したり、逆にあおっている。間違っている」と辻元。「政治の役割はどんなことをしてでも戦争をさせないこと。正義の戦争などどこにもない」と主張し、「私は戦争に行かせる立場でなく、行かされる立場、庶民の立場で頑張りたい」と戦争に対して、自身の立ち位置を明確にしていた。

前回の衆院選では選挙区で維新の候補に負けました。