新党大地 民主党との選挙協力を否定

新党大地・真民主鈴木宗男代表は10日、札幌市であった日本地方政治学会の講演で参加者の質問に答え、次期衆院選に向けた民主党との選挙協力について「やるべきでない」と否定的見解を示した。衆院北海道11、12区に元民主所属の現職2人を擁する大地は、民主と選挙協力を模索し協議してきたが、決裂の可能性が高まった。
鈴木氏は「大地は増税、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)、原発には明確に反対。この3点は堂々と政策を掲げていく」と主張。野田佳彦首相がTPP交渉参加方針を示したのを受け、「TPP議論がこれだけ出る中では民主との協力はやるべきではないと思う」と述べた。
その後、支持者らの勉強会「大地塾」でも「TPPは北海道では大方の人が反対だ」と理解を求めた。【山下智恵】

発言元の講演会は先日の維新の会批判と同じです。