ロシア 日本支持発言の米大使を注意 他

ロシアのボロダフキン外務次官は21日、バイエリー駐露米大使を外務省に呼び出し、米政府が北方領土(ロシア名・南クリル諸島)問題で「日本の主張を支持した」と指摘し、注意を促した。同省の声明が明らかにした。ロシア政府は最近、対日批判を強めているが、米国が1950年代から取り続ける見解にもかみつく格好となった。

グルジアが日本とロシアの北方領土問題に関し、日本を支持する用意を示しています。
トルコのニュースサイトによりますと、グルジア国会は、近日中に、北方領土問題に関して日本を支持する法案を可決する意向だということです。
グルジアの国会議員は、「北方4島は旧ソ連に占領されてもので、日本に返還されるべきだ」と語っています。
グルジア国会議員の一人は、日本を訪問した後、首都トビリシで記者会見を行い、ロシアを占領者と呼び、「占領者に対抗し、日本と同盟を組む」と語りました。
この報告では、日本に対しても、グルジアを支持して同様の立場を取ることが期待される、とされています。

ロシアのリヤノボスチ通信によりますと、北方領土を巡る日本とロシアの対立を受けながらも、ロシア国防省は、日本をはじめとする地域諸国との軍事協力を取りやめるつもりはないと述べました。

北方領土国後島で韓国企業がロシアの水産会社と共同事業に乗り出す動きが伝えられたことについて、韓国政府は21日、この企業を確認できなかったと日本側に伝えた。韓国の金星煥(キム・ソンファン)外交通商相は16日の日韓外相会談で、事実関係を調査する考えを前原誠司外相に示していた。
ロシア側から、近く韓国から2人の担当者が国後島を訪れ、合意文書に署名するとの情報が流れたが、韓国政府は事実関係を確認できなかったとしている。ロシア政府からも日韓両政府に対し、具体的な説明はないという。<<