亀井静香 山崎拓に内閣参与就任要請との報道→即否定

「拓さん、内閣参与になって普天間北朝鮮を仕切ってくれんかな。鳩山(由紀夫首相)と小沢(一郎民主党幹事長)には話つけたから」。
国民新党亀井静香代表(73)が1カ月ほど前、自民党時代に親交があった山崎拓自民党副総裁(73)に電話で懇願した。
山崎氏は参院選で自民公認が見送られ、党のシンクタンク、総合政策研究所所長に就任。現役時代に米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)移設問題に深くかかわり、米国、沖縄に人脈を持つ。亀井氏は「国民新党入りが条件」と付け加え、「司令塔不在」への懸念をにじませた。

「あり得ない。私は自民党の人間だ」。
言下に否定した山崎氏だったが、普天間問題の迷走には「日米の危機」とひそかに気をもむ。山崎氏は一時、「国民新党から出馬」説も流れた。新党「たちあがれ日本」などオールドパワーがはじける政界。混迷を打開するサプライズ、あり得なくはないかも。【上野央絵】

国民新党代表の亀井静香郵政改革・金融相は13日午前の記者会見で、自身が1カ月ほど前に電話で山崎拓自民党副総裁に内閣参与に就任して米軍普天間飛行場の移設問題を仕切るよう懇願したとの毎日新聞の報道について、「空想か妄想か知らんけれど、ガセ以下の記事だ」と真っ向から否定した。
亀井氏は13日朝から「普天間の移設先を沖合に出そうとしている拓さんに、オレがお願いするわけがないだろう」と、周囲に不満を漏らし続け、記者会見でも質問を受ける前に自ら反論した。<<