山崎拓 参院選公認求め自民総裁と会談へ

同党は参院比例選候補の年齢基準を「任期満了日に原則として70歳未満」としており、党内では山崎氏の公認に慎重な見方も強い。山崎氏は周辺に「公認されなければ離党もあり得る」と漏らしており、総裁に公認を強く求める見通しだ。

山崎氏は6日、自民党谷垣禎一総裁と党本部で会談し、参院選比例代表での自民党の公認を求めたが結論は持ち越された。自民党公認を得られない場合は離党し、国民新党からの出馬に踏み切ることが念頭にあるとみられるが、周辺の慰留などもあり最終判断はなお見通せない状況だ。
山崎氏は谷垣氏との会談後、記者団に「いずれにしても参院選に挑戦したい」と自民離党も辞さない考えを表明。党ナンバー2まで務めた山崎氏が離党すれば、党再生を期す谷垣氏の求心力は一層低下しかねない。<<