鈴木宗男 「空き巣が起きるのは政治が悪いから」

東京・南青山の自宅に空き巣に入られた鈴木宗男衆院議員(58)が4日、「政治が悪い」と激怒した。宗男氏はこの日、フジテレビ「笑っていいとも!」に出演後、盗まれた貴金属の中に、約10年前に典子夫人(57)にプレゼントした思い出深いネックレスが含まれていたことを明かした。典子夫人は落胆し予定していた「いいとも!」出演をキャンセルした。
青山の自宅に空き巣が侵入したのは3日午後7時50分ごろ。宗男氏は、横浜市内で出席していた典子夫人のめいの結婚披露宴が終了したころ、契約している警備会社から空き巣が入ったと連絡を受けた。1階の応接室の窓ガラスが割られ、2、3階の部屋が物色されていた。
この日は、典子夫人とそろって「笑っていいとも!」の「ちょい不良(わる)オヤジコンテスト」に出演する予定だったが、1人だけの出演になった。典子夫人とのテレビ出演は過去1回ぐらいと、めったになく、夫人も楽しみにしていたが、警察の現場検証への立ち会いなどのため、キャンセルせざるを得なかった。
空き巣の被害に遭うのは、東京・練馬に住んでいた15年ほど前、地元釧路での10年ほど前に続いて3回目。「泥棒に入るだけのエネルギーがあるならまじめに働いて、生きた方がいい」と呼び掛けた宗男氏は「最近、悲惨な事件事故が多い。治安は世界一と言われた日本が、
世界でも危ないといわれるぐらいの逆転現象。政治の責任はあると思っている」と話した。 <<