週刊SPA! 10月4日号 「デジクラ」でちょっとだけ紹介される

週刊SPA!のデジタル情報紹介連載「デジクラ(SPA DIGITAL CLUB)」に掲載。「のまのまイェイ」の空耳Flashでマスメディア的にも注目されているFlashムービーの記事にちょっとだけ載ってしまいました。Flashの各ジャンルを紹介する「百花繚乱! FLASHムービーの世界」のコーナー中、「時事ネタ系」「音楽ネタ系」の解説でそれぞれ触れられています。なお、起稿は編集部となっているが、"(・∀・)イイ・アクセス"のUG-K氏が取材協力に加わっています。
それぞれの記述はこんな感じ。

時事ネタ


世間の情報に対する即時性がネットの特質とすれば、FLASHにおいて時事ネタが好まれるのは当然。かの有名な『ムネオハウス』(後述)を筆頭に、あ●る優の窃盗ネタを「DRAGON BALL」の主題歌に合わせた『DANBALL』(写真)、奈良の騒音おばさんこと河原美代子容疑者をネタにした『引越しおばさん』など、とにかく旬のネタへの食いつきが早い。27時間テレビで「御開チン」した鶴瓶FLASHも話題になったが、現在は見当たらず・・・・・・。
「デジクラ 『ネット文化の華(?) FLASHムービー進化論』」 『週刊SPA!』 2005年10月4日号 (扶桑社 2005) p.103

SPA!的にも、2002年当時「今週の顔」のコーナーで取り上げた過去があるので、「かの有名な」という記述も無理はないかな、といったところ。

音楽ネタ


音楽に合わせたFLASH作品を「PV系」と呼ぶが、その流行は「時事ネタ」の項でも触れた『ムネオハウス』(写真)に端を発するようだ(当時、鈴木宗男議員が不正に入札介入した宿泊施設の俗称「ムネオハウス」を「ハウスミュージック」をひっかけ、鈴木氏の国会答弁をサンプリングした音楽に合わせたFLASHが大流行した)。最近では、代ゼミの数学講師の授業をサンプリングした爆笑FLASH『オギノラップ』などが話題に。
「デジクラ 『ネット文化の華(?) FLASHムービー進化論』」 『週刊SPA!』 2005年10月4日号 (扶桑社 2005) p.103

スクリーンショットきれいな核兵器のまろやかさ氏作「Intro」フラッシュのもの。こちらの記述はほとんどムネオハウスについてのみ。
記事全体としては、「マイアヒ」空耳Flashのネット内外でのヒットと公式プロモーションへの採用によって、Flashシーンの未来は明るいぞといった論調になっています。

補足

2005年9月末の時点では、ネット上では既に「のまネコ"問題"」とこれに煽りを受けたMUZO/PzblockによるFlashシーン商業化への批判が渦巻いており、シーンは崩壊へと一直線に突き進んでいました。それを考えると、少々遅きに失した記事だったと言えます。