鈴木宗男 新党大地旗揚げ / 堀江貴文 正式出馬表明

会見では、新党大地の理念を「大地に還り、大地に学ぶ、北海道から変わりましょう」とすることを説明、鈴木元代議士とともに衆院選に立起する秋元正博多原香里の両氏を紹介した。秋元氏はスキージャンパーとしてオリンピックに出場した経歴を、アイヌ民族の多原氏は先住民の権利の確立などを学び、国際連合人権高等弁務官事務所に勤めた経歴を持つ人物。
多原氏は比例代表道ブロックに擁立することが決定しているが、鈴木元代議士、秋元氏については、各政党の出馬状況などを見ながら最終判断を行う予定。今後新党大地には、新たに候補者が加わる可能性もあるため、19、20日で調整を行い、政策と同時に発表を行う方針だ。また、政策の大きな柱の一つとして、北海道におけるアイヌ民族の問題を捉え、先住民の権利の確立を掲げ、北海道を国際民族が共生できる場とする構想を掲げている。

新党遂に始動。

「今回(の総選挙)は郵政民営化が焦点になると思うので、改革を推進していきたいと思っている」と述べた。総選挙に出馬する場合は、郵政民営化を争点に戦いたいとの意向を示唆したものとみられる。
堀江氏の扱いをめぐっては、小泉首相が18日夜、「『ぜひとも広島の選挙区をと希望している』と聞いている」と述べ、堀江氏の希望が亀井静香自民党政調会長の地元、広島6区からの出馬であることを示唆した。首相発言について記者団からただされた堀江氏は「ああ、そうなんですか」とだけ答えた。

亀井静香への刺客として広島6区で擁立される模様。

官邸主導のホリエモン出馬に非難囂々。

小泉首相は19日午後、自民党本部でライブドア堀江貴文社長と会談した。堀江氏は、次の総選挙では、無所属で広島6区から立候補する意向を表明。首相もこれを受け入れた。自民党は同区からは公認候補は出さず、堀江氏の推薦もしない。広島6区では国民新党亀井静香・元自民党政調会長が立候補を予定している。

最終的に無所属、自民党からの公認無しで選挙戦に突入。