田中真紀子 民主会派入り

田中氏は会派入りに当たり、菅氏が提示した(1)首相指名選挙と予算案の採決は会派の決定に従う(2)それ以外の問題は最終判断は本人に任せるが、可能な限り統一歩調を取る−との条件を「その原則で結構だ」と了承したという。
田中氏は選挙中「新しい時代を無所属で切り開く」「目標は政界再編」などと主張してきたが、連携していた無所属候補が軒並み落選。単独では国会活動がままならないため、同会派入りを決断したとみられる。
民主党側には、田中氏を「味方」に引き入れることで政権批判を強めるとともに、女性層の支持拡大につなげたい思惑がありそうだ。<<