社民党 田嶋陽子を除名処分

規律委員会は除名処分の理由について「(田嶋氏は)有権者からの信託の重みを十分に認識し、党の理念実現などに努めるという責務を果たしていない」と指摘した。
田嶋氏は昨夏の参院選で50万9000票余りの個人名票を獲得、同党の比例第1位で初当選したが、出馬直後から党運営にたびたび不満を表明。北朝鮮による日本人拉致事件などへの党の対応に反発、7日に離党届を提出した。
社民党側は「比例代表議席は、田嶋氏個人ではなく党の議席だ」(土井たか子党首)として議員辞職を勧告したが、田嶋氏は無所属で議員活動を継続する考えを示している。<<