辻元清美 ラジオ番組降板 他

和歌山県すさみ町で3日、恒例のイノブタダービーが開催され「ムネオ」「ジュンイチロー」「マキコ」「シンジョー」「イチロー」「アユ」の6頭が出走した。この日は4レースが行われ、人気最低だった「ムネオ」が1着1回、2着2回の好成績を残した。
「ムネオ」が本領を発揮したのは第3レース。1周100メートルの特設競豚場の最後の直線コースでトップに立った「ムネオ」は「マキコ」が横から差そうとした瞬間、強引に鼻をゴールに滑り込ませた。“本家”顔負けの押しの強さで、堂々の優勝を飾った。
実はダービー直前まで、「ムネオ」が出走できるか危ぶまれていた。実行委員会の森光夫委員長(55)は「もし、鈴木宗男氏の議員辞職などが決まり、公人でなくなれば、ムネオの出走を取りやめるつもりだった」と言う。
最終レースは「ムネオ」が1番人気となった。ところが最後の直線まで先頭に立ちながら、イチローとシンジョーに差され、ファンの期待を裏切った。「ムネオは最後に力尽きてしまったようだ。今年で引退だな」と森委員長。全レースを終えた「ムネオ」は疲れ切ったのか、ゆっくりとした歩調で自ら「オリ」の中に入っていった。

「自分の足元を見つめ直し再出発を図ろうとしております。誠に申し訳ございませんが、番組をご辞退申し上げたいと思います」などと記された辻元氏からのファクスが毎日放送に届いた。河内家菊水丸が番組の中でこれを読み上げ、さらに菊水丸の携帯電話に残されていた辻元氏のメッセージも併せてオンエアした。

後任は吉本興業の木村常務。