政府答弁 岸田外相発言「交渉に影響なし」

政府は17日午前の閣議で、北方領土問題を「力による現状変更」と指摘した岸田文雄外相の発言にロシアから反発が出ていることに関し、「ロシアとの対話を重視している旨を強調しつつ、歴史的事実に基づいた認識を述べたものであり、平和条約締結交渉に特段の影響を与えるとは考えていない」とする答弁書を決定した。民主党の鈴木貴子衆院議員の質問主意書に答えた。(2015/02/17-11:35)<<