参院選 新党大地 同姓同名の"鈴木宗男"氏を擁立 / 横峯良郎氏は不出馬

政治団体新党大地」(代表・鈴木宗男衆院議員)は4日、参院選比例代表に、鈴木代表と同姓同名の新人、鈴木宗男氏(73)の立候補を届け出た。総務省の発表資料によると、鈴木氏は千葉県君津市在住の会社役員。同党の立候補者は選挙区2人、比例代表9人の計11人となった。
公民権停止中で出馬できない鈴木代表に代わり、「鈴木宗男」の知名度を生かした支持票を集める狙いとみられる。
新党大地職員によると、鈴木氏は鈴木代表と数十年来の知人で、2005年から環境関係のNPO法人代表を務めている。今回の出馬は3日に受諾したという。党関係者は「これも何かの縁だ。知名度を活用したい」と話している。

一昨日の発表から追加して計11人での選挙戦となりました。"代表"の鈴木宗男氏は選挙戦の間は一般的な政策を説く全国遊説を行うことになっていますが、これが"候補"の鈴木宗男氏の選挙戦にどう影響するんでしょうか。

新党大地鈴木宗男代表は4日、都内で記者会見し、参院選比例区に木材加工会社長で新顔の鈴木宗男氏(73)を擁立することを発表した。公民権停止中で立候補できない鈴木代表とは同姓同名の別人だ。鈴木代表は「鈴木さんとは理念、政策、すべての面で一致している」と述べた。
鈴木代表によると、2人は旧知の間柄という。選挙運動の出来ない鈴木代表は「偶然の巡り合わせ。同姓同名はたまたま」とした上で「鈴木宗男という名前が出ることに、私の応援者がホッとする人がいても不思議ではない」と語った。
記者団から有権者に混乱を招く可能性を指摘されると、鈴木代表は「同じ理念を共有する仲間。支援者の中には間違っても結構だという意見もある。有権者に迷惑をかけるものではない」とした。
立候補した鈴木氏は「私も本物の鈴木宗男。山や森林で循環型社会を踏襲し、高齢者の仕事を作りたい」と訴えた。

「誤認投票でも構わない」という姿勢。

新党大地横峯良郎参院議員(53)=比例代表=が、4日公示の参院選に出馬しないことが分かった。同党の鈴木宗男代表が3日、札幌市内で記者団に明らかにした。
鈴木氏は「横峯さんから今回は選挙応援に回りたいとの話があった。理由は聞いていない」と述べた。
横峯氏は女子プロゴルファー横峯さくら選手の父親。2007年の参院選民主党から比例代表候補として出馬し初当選。11年12月に民主党に離党届を提出(12年1月に除名)し、鈴木氏らが結成した新党大地・真民主(当時)に参加した。

昨年末の衆院選民主党から鞍替え出馬した辻元清美参院議員(53)は、4日午前、細野幹事長らの応援演説に姿を見せ、進行を務めた。辻元氏は地元球団の阪神ファンとして知られるが、和田豊監督の不倫疑惑報道には「阪神ファンやけど…(今後のペナント影響には)あんまりピンとけえへん。今は選挙で頭いっぱいやねん」と話していた。
[2013年7月4日15時1分]

辻元清美"参院議員"」ってなってました。