新党大地 参院選比例区に松木謙公氏擁立へ

新党大地鈴木宗男代表)は9日、夏の参院選比例代表に、昨年12月の衆院選道12区(オホーツク、宗谷管内)で落選した同党代表代行兼幹事長の松木謙公衆院議員(54)を擁立する方針を固めた。月内にも発表する。
松木氏は札幌市出身で、青山学院大卒。2003年の衆院選以降、民主党公認で計3回当選した。菅政権で農水政務官を務めたが、首相の政権運営を批判して辞任。その後、菅首相内閣不信任決議案に賛成して民主党を除籍され、12年1月に新党大地・真民主(現新党大地)の結党に参加した。
新党大地は、環太平洋連携協定(TPP)反対や消費税増税阻止を掲げており、農水政務官を経験した松木氏を擁立することで、全国の反TPP票を取り込みたい考えだ。<北海道新聞5月10日朝刊掲載><<