田中真紀子 文科相退任 / 鳩山由紀夫後援会 来年1月解散

第2次安倍内閣の発足に伴い文部科学相を退任した田中真紀子氏は27日、文科省で約300人の職員を前に退任のあいさつをし「正月は“老婆(ろうば)の休日”を楽しみたい」と述べて、霞が関を後にした。
田中氏は3カ月弱の任期を「(就任時にもらった)コチョウランがまだ3分の1は咲いている」と名残惜しげに振り返った。
田中氏は16日投開票の衆院選で落選。その後、解散を決めた野田佳彦前首相を「独り善がり」とこき下ろした。この日は「文科相になりたかった夢を実現してくれた野田首相に、その意味では感謝している」と皮肉って笑いを誘い、最後まで真紀子節は健在だった。

駄洒落オチ。

鳩山由紀夫元首相の総連合後援会(新宮正志会長)は26日、登別市内で拡大役員会を開き、来年1月中に解散する方針を正式決定した。鳩山氏の政界引退で「役割を終えた」と判断、27年間にわたる活動が同日で事実上終わった。
役員会には支援者ら約100人が出席。守屋久義幹事長が経過と活動終息について説明した。役員会終了後の懇親交流会で、鳩山氏は出席者に「楽しい時、厳しい時を共にした。これ以上の財産はない」と感謝の言葉を述べた。
役員会に先立ち、記者会見した鳩山氏は「世界友愛フォーラム 東アジア共同体研究所」(仮称)を設立する考えを改めて表明。「(自信の政治信条だった)友愛精神を養う人材を育てたい」と話した。

政治活動は継続。