衆院選公示日 選挙戦スタート

4日公示された衆院選で、新党大地鈴木宗男代表は公民権停止中のため、同党候補への投票を呼び掛ける選挙運動ができない。国政政党の党首としては極めて異例の事態だ。
鈴木代表は受託収賄など四つの罪に問われ、懲役2年の実刑が確定。2010年12月から服役し、11年12月に仮釈放、今年4月に刑期を満了した。公職選挙法は、在職中の収賄罪で実刑判決を受けた場合、刑期満了後5年間の公民権停止を定めている。
選挙運動に当たらない政治活動については制限がなく、鈴木代表は公示前、公開討論会などで同党の政策を訴えていた。ただ、選挙運動と政治活動の違いは分かりにくく、総務省選挙課も「一概に言うのは難しい」としている。(2012/12/04-08:55)

実際この日もBSフジプライムニュースにゲスト出演し、元気よくお話されていました。

新党大地鈴木宗男代表は2日、北海道帯広市で開かれた次期衆院選同党候補の決起集会で、自身が公民権停止中のため選挙運動ができないことに関し「いつも通り『どうも、どうも』と言うので、候補者や大地のことだと思ってほしい」と話した。
鈴木氏はまた「先頭に立って戦えないことを申し訳なく思う。私に代わって、この戦いを乗り切っていただきたい」と支援者らに理解を求めた。

新党大地鈴木宗男代表は4日午前、札幌市で開かれた同党候補者の出陣式に出席した。公民権停止中で選挙運動ができないため、出陣式でのあいさつは控え、その後の街頭演説にも加わらなかった。鈴木氏は記者団に「(代表である自分が)表に出ないことは申し訳なく思う」と話した。

ともに北海道出身で歌手の松山千春と、細川たかしが4日夕、札幌・ススキノで開かれた新党大地の街頭演説会に現れ、通行人を驚かせた。道1区から出馬した同党新人候補、清水宏保氏(38)の応援のためで、街宣車の上で手を振ったり、持ち歌を口ずさんだりし、聴衆からは拍手も起きた。
1区では、民主党前職で前衆院議長の横路孝弘氏(71)、自民党新人の船橋利実氏(52)、日本維新の会新人の大竹智和氏(35)、共産党新人の野呂田博之氏(54)も立候補している。

その分こっちで頑張っているようです。