ロシア首相+10閣僚で極東訪問開始 択捉、国後島も訪問予定 / 鈴木宗男 小沢婦人の紙爆弾に言及 他

【モスクワ共同】ロシアのメドベージェフ首相は2日、極東視察の最初の訪問地ウラジオストクに到着した。ロシア連邦政府は1日、首相が2〜5日に極東を他の10閣僚らと訪問すると発表していた。北方領土択捉島訪問なども計画しているとみられる。
10閣僚も引き連れての極東視察は異例で、政権の極東重視の表れといえる。サハリン州の幹部らによると、首相は3日にサハリン島、4日に択捉島入りする計画。大統領だった2010年に訪れた国後島の再訪も検討されている。
首相はウラジオストクで極東・東シベリアの社会経済発展のための会議を主催。同行閣僚はシュワロフ第1副首相ら。

小沢一郎・元民主党代表の夫人が書いたとされる手紙がメディアを賑わせている。手紙には小沢氏が放射能が怖くて家に閉じこもっていたなどと書かれており、小沢バッシングに拍車をかけている。
鈴木宗男新党大地代表も、かつて「ムネオハウス」「疑惑の総合商社」など、いわれなき罪を被せられて貶められてきた経験を持つ。一連の騒動から10年経った。その間も含め、20年にわたる攻撃を受けてきた小沢氏の現状を鈴木氏に聞いた。
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小沢さんの夫人の手紙とされる文書は、騒動になってからすぐに私の手元にも届きました。この手紙が本物かどうかは私にはわかりません。ただ、冷静に見れば小沢夫人の署名はありますが、出所不明の代物です。また、極めてプライベートな内容であり、非常に配慮して扱う必要があると感じていました。
ところが、文書はすべての民主党代議士の議員会館のポストに郵送されたそうです。タイミングはまさに衆院増税法案が採決される直前。民主党内は賛成派と小沢さんが引っ張る反対派で割れている状況でしたので、この文書を意図的に、恣意的に使おうとした者がいることは間違いない。政治的に利用されたわけです。
手紙を最初に取り上げた週刊誌は、もしかしたら社会のために良かれと思って報じたかも知れません。しかし、結果的に私生活のことが政治の場に持ち込まれ、国民の生活を左右する重大な法案の成否、そして政局にまで影響したとすれば、そのような利用のされ方によって報道の価値は貶められたといえるでしょう。
小沢さんを巡っては、政権交代直前に秘書が逮捕され、政治資金問題が噴出しました。しかし、当時、新聞やテレビで盛んに報道されていた「水谷建設から受け取ったヤミ献金1億円」は、裁判では争われてもいません。要するに、疑惑は事実ではなかったのです。
私も10年前、国後島の友好の家(通称「ムネオハウス」)の入札に介入したとか、ディーゼル発電所の建設受注の便宜を図って商社から巨額の賄賂を受け取ったなどと報道され、「カラスが鳴かない日はあっても、ムネオが叩かれない日はない」といわれるほどバッシングされましたが、結局は立件もされませんでした。小沢さんも私のときと同じくらいひどいバッシングを受けている。
検察当局のでっちあげの捜査も、情報リークも、小沢夫人の手紙とされる文書も、それを垂れ流す一部報道も、最初から「小沢叩きありき」、「宗男叩きありき」だったということでしょう。
週刊ポスト2012年7月13日号

当然ですが、小沢シンパの方々の間では偽物という事になっているそうです。

腎盂(じんう)がんのため6月28日に死去したタレント・小野ヤスシさん(本名・泰=やすし、享年72)の通夜が2日、東京・青山葬儀所で営まれ、約1000人が参列した。
歌手・松山千春は「純粋にアーティストとして音楽を愛した人でした」とミュージシャンの後輩として小野さんの死を惜しんだ。生前はコンサートに招きアドバイスを受けることもあったという。亡くなった日はちょうどコンサートツアーの最終日で、最後に歌ったのが「ひとりじめ」という楽曲。
「小野さんが一番ほめてくれてた曲でした。なんであの曲を最後にしたのか分からないんだけどね…」と不思議な縁に思いをはせていた。

 衆参両院は2日、国会議員の2011年分の所得と増やした資産に関する報告書を公開した。1人当たりの平均所得は前年より175万円少ない2003万円で4年連続の減少。公開が始まった1992年分以降の過去最低を更新した。民主党離党・新党結党を目指す小沢一郎元代表が15位に食い込み、所得とは違うが、鳩山由紀夫元首相と鳩山邦夫総務相の兄弟が、それぞれ約42億円もの贈与を受けていた。
(中略)
■鳩山兄弟の金満ぶり
所得とは別に、現金や株式などの贈与に関し、鳩山兄弟の由紀夫氏が41億9358万円分、邦夫は41億6911万円分を報告。関係者によると、実母からの贈与という。国民が長引くデフレ不況に苦しむなか、別次元といえる「子ども手当」といえそうだ。
小沢グループの懐事情は厳しい
先月26日、消費税増税法案など3法案の衆院採決すべてに反対した小沢氏ら民主党議員44人の平均所得は、全議員平均より285万円少ない1718万円だった。
4割に当たる17人は所得として1546万円の議員歳費だけを報告。うち14人は選挙基盤の弱い当選1回生が占めた。1回生議員の秘書は「歳費だけでは余裕がないが、やりくりするしかない」と頭を悩ませる。
弁護士の辻恵氏は報酬よりも支出が多く1492万円の赤字。1174万円の松崎哲久氏や1188万円の青木愛氏らも事業所得などの赤字で歳費を割り込んだ。
44人の多くが“離党・新党参加予備軍”とみられるが懐事情は厳しい。<<