露ラブロフ外相 北方領土の共同開発に意欲を示す

【モスクワ時事】月内にも訪日するロシアのラブロフ外相は18日、同国が提案している北方領土の日ロ共同開発について、「ロシア国内法の枠内で協力できる可能性があるなら、私はこの問題について玄葉光一郎外相と協議する」と意欲を示した。モスクワで記者団に語った。
 玄葉外相の14日の北方領土視察には言及しなかったが、「(四島は)第2次大戦の結果、法的にロシア領の一部となった。これは国連憲章からも明らかだ」と強調した上で「ロシアの主権に疑念や議論の余地はない」と改めて主張した。 (2012/01/18-18:02)<<