馳浩 放駒理事長の参考人招致を検討 / ロシア大統領 日本政府に反論

馳氏は国会内で本紙の取材に応じ、放駒理事長の参考人招致について「もちろん、参考人としてぜひ来ていただきたい」とキッパリ。委員会質問では、判明している事実以外の八百長疑惑があるかどうかに関して「相撲協会文科省に説明を求める」とし、「文科省からの情報の事実確認をして、厳罰を求めていく」と強い口調で話した。

ロシアのメドベージェフ大統領は4日、安全保障会議の席上、セルジュコフ国防相北方領土を訪問したことに関連し、「この地域には軍事的に重要な施設がある」と述べたほか、「このロシアの遠隔の地」の発展に関心を持っていると強調した。インタファクス通信が伝えた。国防相北方領土訪問に日本政府が抗議したことを受け、反論したものとみられる。

日本の首相が発言した事を受けてこちらも大統領が発言。

民主党鳩山由紀夫前首相は5日、北海道根室市で講演し、ロシアとの北方領土交渉について「四島を同時に返せというアプローチであれば、今のような現実の中で未来永劫(えいごう)平行線のままだ」と指摘した。その上で「2島にプラスアルファという考え方で、プラスアルファの解釈に知恵が必要だ」と述べ、歯舞群島色丹島の返還を前提に、国後、択捉両島の帰属問題に関しても協議を進展させる方法を模索すべきだとの考えを示した。<<