ロシア 複数閣僚の北方領土訪問を予定

タス通信によると、北方領土を事実上、管轄するロシア・サハリン州の アレクサンドル・ホロシャビン知事は27日、国防相や運輸相など複数のロシア政府の閣僚が 「来年の初め」に北方領土をそろって訪問することを明らかにした。
知事は、メドベージェフ大統領による11月の北方領土訪問で「社会資本整備に弾みがついた」と語っており、ロシアが日本との領土問題の解決を待たずに独自開発を進め、支配を固める戦略が一層明確になった。
メドベージェフ大統領は、24日のテレビのインタビューで北方領土について「島民たちが人間的 に暮らせるよう、あらゆる必要な措置をとる」と強調。「他にも(政権幹部が)訪問することになる」と述べていた。 <<