鳩山由紀夫引退撤回 その反応 / 辻元清美 映画祭出演 続き

「政治家の出処進退というのは、ご本人がすることだ。何かを申し上げるのは控えたい」と答えた。首相官邸で記者団に語った。同党の岡田克也幹事長は、同日の記者会見で「自らの言葉については自らが責任を持つのが基本だ」と述べた。

仙谷由人官房長官は25日午前の記者会見で、民主党鳩山由紀夫前首相が政界引退を撤回する発言をしたことについて「出処進退についてはとやかくコメントしない」と言及を避けた。鳩山氏の引退撤回が今後の政権運営に与える影響などについては「分かりません」と述べた。

以上、与党の弁。

「今の政権は国会答弁を甘く見ている。学生当時に新左翼だった友人は『権力と戦うのだから多少のウソぐらいは許される』と言っていた。非常にシニカルな思想が今の国会運営から現れてきているのではないか」と批判した。

公明党山口那津男代表は25日午前、民主党鳩山由紀夫前首相が政界引退の方針を事実上、撤回したことについて「いやしくも首相だった人が自らの進退について発言したことを翻すのは国民の信頼を損なう。自覚が乏しい」と批判した。

こちら野党の弁。

ハノイ市内で記者会見し、政界引退の撤回に批判が出ていることに対し「国難といえるときに、自分だけ辞めて『はい、さようなら』でいいのか」と反論した。

そして本人の弁。

「道を開くといえば、土井たか子さんの映画があっていい」と訴えながら「国会はまだまだ男社会。私の夢は議員の数を男女半々にすること」と夢も語った。

「国会はまだまだ男社会なので」と嘆く辻元議員は、「男性だと、内助の功というか“政治家の妻”が献身的に支えてくれるのですが、女性の場合は“政治家の夫”みたいなのがいなくて」と嘆き、「リチャード・ギアが(主人公を)献身的に支えてくれるので、ああいう人がいれば、と思いました」とうらやましそうな様子。司会が「いい男だし」と言うと、「そうなの!」と大きくうなずき、「なかなか現実は厳しいです」とため息をついていた。

各誌のポイントがちょっとずつズレている。