鳩山由紀夫首相 "Loopy"の称号を進呈される / 山崎派 参院選終了まで活動を大幅縮小

【ワシントン=小川聡】14日付の米ワシントン・ポスト紙は人気コラムの中で、13日に終わった核安全サミットに出席した36人の各国首脳たちがオバマ米大統領との近さを競い合ったとしたうえで、「このショーの最大の敗北者は断然、哀れでますますいかれた日本の鳩山由紀夫首相だった」と鳩山首相を酷評した。
コラムは看板記者のアル・カーメン氏の執筆で、「首相はオバマ大統領との公式会談を望んだとされるが、夕食会の席での非公式な会談が慰めとして与えられただけだった」と解説。
米政府のこうした対応の理由について、「日米を分断している沖縄の米軍普天間飛行場問題を通じ、鳩山首相オバマ政権の高官たちに、信頼できないという印象を植え付けた」と指摘した。さらに、「ますますいかれた」との表現は、「オバマ政権高官たちの評価」だとした。
一方で、「オバマ大統領と90分にわたって会談した胡錦濤・中国国家主席は、勝者リストのトップに位置した」と指摘し、大統領が胡主席に握手をしながらお辞儀する写真を掲載した。

火元となったワシントンポストのコラム。

自民党山崎派は15日の総会で、参院選終了までの間、活動を大幅に縮小することを決めた。
毎週木曜日の総会を山崎拓会長主催の「昼食懇談会」とするほか、事務総長、事務局長も空席とする。
同派議員は、衆院15人、参院2人。党執行部は参院選対策本部設置に伴い、同本部役員の派閥離脱を要請しており、山崎派では石原伸晃組織運動本部長ら7人が休会届を提出していた。 ただ、5月には派閥としてのパーティーを開くほか、同派の前衆院議員で、参院比例選に出馬予定の木村義雄渡辺具能両氏への応援は行う構えで、他派閥からは「中途半端だ」との声も出ている。
一方、町村派山本一太参院議員は15日、同派に退会届を提出した。<<