鳩山由紀夫 歌手デビューの過去

曲名は「Take HEART 翔びたて平和の鳩よ」。87年夏ごろ、知人が衆院議員になってまもない鳩山代表から「『鳩山音頭』を作ろうと思っている」と相談を受けた。祖父は元首相、父は元外相という名門の出。都会的な雰囲気を兼ね備えるだけに、音頭は似合わないと思い「イメージソングの方がいい。歌ってくれるなら作りますよ」と提案、鳩山代表も喜んで承諾したという。
「広く雄々しき北の空…」で始まる曲はグループサウンズ風。誰もが歌えるよう比較的狭い音域に仕上げた。曲名にある「HEART」は鳩山代表の「鳩」をかけた。次期首相として日本のかじ取りを任される鳩山代表に、知人は「歌詞に込めた、みんなを幸せに導くという思いをぜひ実現してほしい」と願っている。<<