ムルアカ氏 自宅を新築

〇二年に吹き荒れた「ムネオ疑惑」。鈴木宗男代議士の後ろを歩く二メートル九センチの大男、コンゴ民主共和国出身のムルアカ氏(48)は“謎の秘書”とやり玉にあげられた。
そんなムルアカ氏が最近、神奈川県に家を新築した。
見上げる高さ。大きな手。股下百二十センチ。靴のサイズは三十四センチ。既製服は着られず、「オーダーメイドでお金がかかる」とこぼす。スーツに赤いネクタイの似合うムルアカ氏が穏やかに語る。
「あの騒動のあとは職を失い、家族には苦労をかけました。騒動が収まったら、家族が安心して住める家を造ると約束して、それを果たすことができた。
国際交流のために、お客さんを呼んでも恥ずかしくない家です。来日以来、いつも頭を下げ続け、お風呂で足を伸ばしたことはありませんでしたが、天井を高くして、足を伸ばせるお風呂をつくりました。借金はいつ返せるか分かりませんが……(笑)」<<