ロシア ムネオハウスを目的外使用

だが、複数の両国の関係者によると、少なくとも数カ月前から交流事業とは関係のない一般のロシア人を宿泊させるようになった。宿泊料金は部屋ごとに異なり、350〜650ルーブル(約1700〜3100円)。国後島を訪れる建設労働者や水産関係者が利用しているとみられる。こホテルとしての運営主体ははっきりしていない。
外務省によると、2003年度以降毎年、外務省と内閣府予算から「友好の家」維持管理費約3万ドル(約360万円)がロシア側に支払われている。
国後島では、同様に日本政府の援助で建設された人道支援関連のプレハブ倉庫が、ロシア国境警備局の事務所として03年から使用されていることも明るみに出ている。<<