鈴木宗男 政治資金パーティー開催

新党大地鈴木宗男代表(59)は12日夜、都内のホテルで政治資金パーティーを開いた。都内開催は11年ぶりとあって、約1800人が集まる盛況ぶり。セクハラ問題で参院議員を辞職し、共産党を離党した筆坂秀世・元政策委員長(59)も顔を見せ、エールを送るなど、かつての“宿敵”と歴史的和解を果たした。
「私は共産党の宗男疑惑追及プロジェクトチームの責任者をしていた。恨むなら私を恨んでください。ただその後、私も失脚しました。宗男さんに日本の政治をよくするために頑張ってほしい。大いに応援していきたい」
筆坂氏の登場に会場がどよめく中、同氏は笑いを取りながら激励。これに対し宗男氏は満面の笑みで応じるとともに、「ムネオハウスなんて捏造、造語だ。(共産党より)もっと悪いのは(社民党の)辻元清美だ。疑惑の総合商社だなんて!」と怒りの矛先は辻元氏に向けられた。

パーティーには、同じ地方重視を訴える民主党小沢一郎のほか、亀井静香小渕優子など、政治オンチの本誌記者でも知っている有名議員もズラリ。また元横綱北の富士親方、元宗男秘書のムルアカなどの顔もあった。また“外務省のラスプーチン”の異名をとる佐藤優(現在は起訴休職外務事務官)が同日開催されていた大宅壮一賞を著書『自壊する帝国』で受賞したニュースも飛び込み、喜びを語るシーンも。
しかし政治オンチな本誌記者としては、最後に渡された鈴木宗男着ボイス配信スタート(ドワンゴジェイピーにて12日より随時配信)のチラシが一番気になるニュースであった…。

ドワンゴでの着ボイス配信が判明。