馳浩 文部科学副大臣に就任

義務教育費国庫負担制度の維持をめざす文部科学省が、足もとに「火種」を抱えることになった。制度の廃止と一般財源化を唱える馳浩・元文科政務官が2日、副大臣に就いたためだ。所属する森派の会長でもある森前首相はこの日も文科省を後押しして小泉首相との「対決」をにおわせたが、馳氏は就任会見でも基本的には持論を変えなかった。首相が制度の廃止を求める地方案に沿った決着をめざすなか、馳氏の言動が注目を集めそうだ。 <<