鈴木宗男 長女の公選法違反疑惑に大困惑

道選管によると、有権者に直接働きかける街頭演説や握手などの活動は選挙運動にあたり、家族といえども未成年者が従事するのは「公選法に抵触するおそれは非常に高い」という。
この規定に抵触した場合、違反者には「1年以下の禁錮又は30万円以下の罰金」が処せられるが、候補者の当選が無効となる連座制適用となるのは「買収工作などの悪質、かつ組織的な違反行為が認められた場合」(道選管)であることから、仮に今回のケースが違法行為に該当しても、鈴木氏本人に影響が及ぶことは少ないと考えられる。
鈴木氏が昨年の参院選に出馬した際にも、貴子さんは一時帰国し、街頭演説でマイクを握っている。ただ、前回、今回とも鈴木氏陣営に取り締まり当局から注意や警告が寄せられたことはなく、鈴木氏の次男で秘書を務める行二さんも「突然の指摘に正直、とまどっている」と困惑しきり。
当然、違法行為に該当するかどうかの判断は警察の捜査を経て裁判所で下されるわけだが、今回のケースが悪質な違法行為として捜査対象となるのか、関係者は今後の動向に神経を尖らせている。

結局この件で道警は動かなかった。

15日の段階では岡田の辞任が了承され、前原・管が出馬表明。ただし小沢一郎は態度保留のまま。

民主党小沢一郎副代表(63)は16日午後、党代表選への立候補を断念し、中井洽副代表らに「今回は出ない。了承してくれ」と伝えた。これで、総選挙惨敗を受けて辞任した岡田克也氏の後継選びは、菅直人前代表(58)と前原誠司衆院議員(43)の事実上の一騎打ちとなりそうだ。
小沢氏は、15日夜に鳩山氏と会談し、党内での支持拡大の方策について意見交換をするなど立候補の可能性を探っていた。小沢氏を支持する若手らも、立候補への環境作りのため、党内の各グループに協力を要請するなど、多数派工作を進めていた。
しかし、一方で、小沢氏はこれまで「挙党態勢」も強調していた。最終的には、党内の混乱を避ける意味でも、立候補を見送る方が賢明と判断した。

結局小沢一郎は今回も出馬見送り。