辻元清美 島本町でサイン会 / 田中康夫 新党「日本」代表に就任

社民党から出馬する辻元清美衆院議員(45)が20日、自伝「へこたれへん。」のサイン会を大阪府島本町の書店で行った。だが、選挙公示前というあまりのタイミングのよさに、出版元の角川書店に「公職選挙法に触れるのでは?」との問い合わせもあったことから急きょ、弁護士までが立ち会うピリピリムードとなった。
さらに、選挙活動とは関係のないイベントであることから、取材に来たマスコミ各社には「実質的な選挙活動であるかのような誤った評言を行わない」という同意書を提出させる徹底ぶり。何も知らずに現場に来たテレビクルーや記者が大慌てで、上司に対応を仰ぐなど、“お騒がせ”イベントとなった。
サイン会には、支援者の女性を中心に約100人が訪れ盛況。辻元氏は満足そうに、一人ひとりと雑談を交わしながらサインするなど、笑顔で対応していたが、報道陣には一言もなかった。

−田中氏は無党派として知事に当選した。政党をつくる狙いは。
ここに集まっている者は対等な同志であり、誰か一人に従うことなく、開かれた議論をする。志としては、一人一人は、自分を確立したウルトラ無党派だ。
−田中氏は長野県知事を続けるか。
引き続き県民、県職員とともに長野県を変え、地方の現場から日本を変えることを目指す。

県知事の職についたまま党首に就任。