鈴木宗男 新党結成秒読み

8月8日に衆議院が解散したことを受け、鈴木宗男元代議士は新党立ち上げの準備に奔走している。
新党結成は来週に正式発表する予定。鈴木氏は早急に後援会メンバーとの調整のため、現在道内を飛び回っている状況。9日は帯広市で三役会を行った後、故郷・足寄町で墓参りを済ませ、北見市での拡大役員会に出席。明日は釧路市に移動し、午前10時から根室管内の役員と会合、13日は帯広市十勝管内の役員と拡大委員会を開く予定だ。
鈴木氏の秘書・宮野明氏は「公職選挙法では、現職国会議員が5人以上必要なことか、あるいは前回の選挙で得票数が全国で2%以上であることが政党の条件としている。このため、小選挙区比例代表のどちらかを選ばなくてはならない。前回の衆院選で(政党を)立てていればよかったと思うが、半人前政党でやるほかない」と説明する。

新党は公職選挙法上の政党としての要件を満たせないので、地域政党(政治団体)扱いになり、重複立候補が出来ない。