山田さん(仮名) 山崎拓慰謝料裁判について語る

取り下げた理由について、山田さんはこう説明する。
「これまで本人訴訟で裁判を続けてきましたが、向こうには何人もの弁護士がいて、裁判官にも、こちらも弁護士さんをつけるよう促されていました。ただ、今の私には仕事もなくて、裁判よりも前に生活が大変で…。それで、これ以上は裁判を続ける余裕がなくなり、まずは生活を立て直して、弁護士費用なども用意できるようになったら、もう一度、名誉棄損などで裁判をしたいと思っているんです」
山崎氏とのバトルが始まって以降、山田さんは「地元でやっと就職が決まっても、すぐに会社に匿名の電話が入ったりして辞めさせられたりしているんです」と話す。今回の“和解”では、山崎氏側から金銭を受け取ることなど、条件をつけられてもいないという。
そして、「この前の裁判で、向こうは、そもそも(山崎氏に)女性問題など存在しない、事実無根だとも言い出していました。私としたら、このまま終わってしまったら、博多では山崎さんに言われた『ウソつきストーカー』という言葉だけが残ってしまう。それなので、絶対に終わらせるつもりはありませんが、経済的に、とりあえず仕切り直しをするしかなかったんです」と続けた。<<