鈴木宗男 セミナーで語る

会場には、道内各地から3,000人を超える支援者が続々と詰め掛け、第2会場が設けられるほどの混雑ぶり。セミナーの発起人代表を務める松山千春氏と鈴木夫妻が会場に登場すると、大きな拍手で迎えられた。
最初にマイクを握った松山氏は、相変わらずの“千春節”を炸裂。さまざまなエピソードを披露し、会場を沸かせた。「みんなが困っているときに抽象論ばかり並べてて何もできないなんて、政治家じゃない。やっぱ動かなきゃ。既成の政党にしがみつく必要なんてない。みんな宗男さんの人柄と付き合ってきた。いつどこで解散があるか分からないけど、これからも堂々と応援する」と述べた。
(中略)
セミナー後は、質疑応答の時間が設けられ、支援者から応援のメッセージなどが飛び出した。
その中では、新党結成の時期や名称、立候補者の人数、松山氏の出馬の有無を聞く鋭い質問も。
これを受け鈴木氏は「立ち上げの時期は中央の情勢を見ながら最高のタイミングでと考えている。また比例区小選挙区のどちらに出馬するかも検討しなくてはならない。名称やロゴマークについては千春に考えてもらうようにお願いしてある」と松山氏にバトンタッチ。
松山氏は「新党の名称が“千春”でないことは確か(笑)。それと、オレは出馬する気はない。これまで権力や権威を批判しながら歌を歌ってきたからね。一人でも多くの仲間を集めたいと思ってる。ローカル新党だけど、もし全国の各地区から出てきたらいつかは一緒にやってみるとか、既存の政党とは違う流れをつくりたい」と話した。

この頃にはもう新党結成が既定路線に。