山崎拓 参院選不出馬

自民党山崎拓・前副総裁(67)は7月に予定されている参院選比例区には立候補しない意向を固めた。22日に福岡市で後援会の会合があり、その前後に正式に表明する見通し。昨年11月の衆院選福岡2区で山崎氏を破った古賀潤一郎氏(45)=民主党を除籍=の学歴問題が浮上したため、次期衆院選で返り咲きを目指すことにした。
後援会関係者によると、参院選への立候補を見送る意向は山崎氏本人がすでに系列議員の一部に伝えている。早い段階での国政復帰を模索し、いったんは参院選比例区から出る意向を固めたが、党内の反発が消えないことや古賀氏が学歴問題で窮地に追い込まれている状況を考慮した。

次の衆院選で確実に勝てると判断。