辻元清美 地裁判決

中谷雄二郎裁判長は「国民の信頼に真っ向から背く背信行為で悪質。辻元被告が主導的役割を果たした」と厳しく指摘したが、議員辞職や詐取金の国への返納などを理由に「反省の態度を信じて、特に今回に限り執行猶予とするのが相当」と述べた。
共犯とされた土井たか子前党首の元政策秘書五島(本名渡辺)昌子被告(66)は「犯行を計画・立案して教えたが、個人的利益を得ていない」として懲役1年6月、執行猶予4年(求刑懲役1年6月)とした。
2人は起訴事実を全面的に認め、昨年11月20日の初公判から3カ月弱で「国会議員の事件」としては異例のスピード判決となった。確定する見通し。

狙い通りの猶予判決を獲得。そのまま確定へ。